桜が舞い、君に出逢う。
心が曇った翌日は、紛うことなき快晴で、

空気の読めない天気に少し腹が立った。

こんな時くらい、雨が降って

私を洗い流して欲しかった。

この世界は私中心で回っている訳では

無いから、雨が降らなくても仕方ない、

そう思っても何だか無性にイラついてしまう

こんな自分が嫌なのに、

この気持ちの抑え方を知らない。

また学校が始まって、私のクラスは

早めの席替えをすることになった。
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