桜が舞い、君に出逢う。
「音瀬くん、私が隣にいるだけで震えているのよ?なのに一緒に遊ぶとか、倒れちゃうわよ彼。」

「花恋っ!!!」

めいは大きな声で、いや涙声で、

急に声を荒らげた。

「私と彼方くん、どっちが大事!?」

「そんなのめいに決まってるじゃない」

「なら行こう!いいね!?」

有無を言わさずに、めいは桜太くんの元に

戻り、私が行くことを伝えた。

大丈夫なのかな。
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