桜が舞い、君に出逢う。
放課後、美緒は1人でどこかに行ったけれど

気にせず1人で帰ろうとした。

廊下を歩いていると、

前から物体が全速力でこちらに向かってきた

「希空ー!」

「ぐふっ」

物体の正体は那由多で、

抱きつかれた衝撃で声が漏れ出る。

「希空!今日一緒に帰ってもいい?」

「...別に、いいけど。」

帰りはみんな別々だし、

私は徒歩だから困ることは無い。
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