桜が舞い、君に出逢う。
荷物を全部置いて部屋着に着替えて、花恋ちゃんの部屋に入る。
「早速だけど…紬、あのね、蓮くんの事なんだけど…」
(?)
蓮くんが、どうしたのだろうか。
「紬が声を出せなくなった原因、蓮くんにだけ紬の心の声が聞こえる理由…知りたいと思ったことは無い?」
それは、あるに決まってる!
けど、私が声を出せなくなった理由は小鳥ちゃんじゃないの?
「あの、あのね、あなたが声を出せなくなったのは―」
その時、花恋ちゃんの部屋の扉がノックされた。
部屋に入ってきたのは希空ちゃんだった。
希空ちゃんは私を見て少し驚くと、
花恋ちゃんに口元を寄せた。
2人で何か話しているようだけど、何を話しているのかまでは聞こえない。
希空ちゃんは怒ったような顔をしてるし、
花恋ちゃんは困ったような顔をしている。
ようやく希空ちゃんが部屋に帰ると、申し訳なさそうな顔をして私の方を振り向いた。
ようやく話してもらえる!と思ったのに、予想とは会い逸れた言葉が聞こえた。
「ごめんなさい紬。少し急用ができたからまた後で話すわね。」
そう言って花恋ちゃんは部屋を出ていった。
残念な気持ちになりながら、私も部屋に帰る。
(どんな話だったのか、気になるなぁ。)
「早速だけど…紬、あのね、蓮くんの事なんだけど…」
(?)
蓮くんが、どうしたのだろうか。
「紬が声を出せなくなった原因、蓮くんにだけ紬の心の声が聞こえる理由…知りたいと思ったことは無い?」
それは、あるに決まってる!
けど、私が声を出せなくなった理由は小鳥ちゃんじゃないの?
「あの、あのね、あなたが声を出せなくなったのは―」
その時、花恋ちゃんの部屋の扉がノックされた。
部屋に入ってきたのは希空ちゃんだった。
希空ちゃんは私を見て少し驚くと、
花恋ちゃんに口元を寄せた。
2人で何か話しているようだけど、何を話しているのかまでは聞こえない。
希空ちゃんは怒ったような顔をしてるし、
花恋ちゃんは困ったような顔をしている。
ようやく希空ちゃんが部屋に帰ると、申し訳なさそうな顔をして私の方を振り向いた。
ようやく話してもらえる!と思ったのに、予想とは会い逸れた言葉が聞こえた。
「ごめんなさい紬。少し急用ができたからまた後で話すわね。」
そう言って花恋ちゃんは部屋を出ていった。
残念な気持ちになりながら、私も部屋に帰る。
(どんな話だったのか、気になるなぁ。)