御曹司の極上愛〜偶然と必然の出逢い〜
「で、いつドバイに戻るんだ?」

「明日の午後に」

「そうか。月野さんがいなくなると寂しくなるな」

「必ずドバイリゾートを成功させます。落ち着いたら、日本に拠点を戻したいと思ってるんです」

「どれくらいで戻る予定だ?」

「オープンから半年は向こうに。半年を目処に戻って来ます」

「そうか、待ってる」

「でもその前に、グランドオープンのパーティーと結婚式をしますので、必ず出席して下さいね。真琴とヴァージンロードを歩いて下さい」

「仁……」

「花田さんは、真琴にとって上司であり、父であり、兄のような存在だと俺は思っています」

「仁、月野さんと幸せになれ」

「ありがとうございます」

 こうして、真琴は仁と共にドバイへ旅立つ事になった。



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