御曹司の極上愛〜偶然と必然の出逢い〜
「マコト、眠気の原因がわかったわよ」

「本当ですか?」

「ひとりで先に聞く?JJと一緒に聞く?」

「……」

 一緒に聞くかと聞かれ急に不安になる。

「JJも心配してるだろうし、マコト連絡して」

「は、はあ」

 すべてリンダのペースで話が進む。呼ばれた仁と春樹は、慌てて駆けつける。

「何か重病なのか?真琴は大丈夫か?」

 来るなりリンダに詰め寄る仁。クールなイメージの仁しか知らないリンダが、突然笑い出す。

「ブッアハハハハ。アナタ誰?ホントにJJ?慌て過ぎでしょ?クールはどこに行ったの」

「ウルサイ。それより、真琴は何の病気なんだ?」

「病気じゃないわ。JJ、アナタの方が身に覚えがあるんじゃない?三ヶ月前を思い出してみなさいよ」

「「えっ⁉️」」

「マコトもJJも何驚いてるの?ヤルコトやったんでしょ?」

 リンダのストレートな発言に、お互い顔を見合わせた後、顔を真っ赤にする。

「はぁ〜」春樹は溜息をつく。


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