御曹司の極上愛〜偶然と必然の出逢い〜
「リンダ連絡してくれたんだ……」
「ああ。おかげで間に合った」
「ありがとイタタタ……」
「大丈夫か?」
「ご主人、もう産まれますよ。マコトさん、次に痛みが来たら、いきんで下さいね」
「はい。ンッイタタタ」
力の入る真琴。
「頑張って!」医師が声を掛ける。
仁は、真琴の手を握り自分が痛むかのように顔を歪めている。
次の瞬間……
「オギャー」と元気な声が響く。
「おめでとうございます。元気な女の子ですよ」
「「ありがとうございます」」
二人の口からお礼の言葉が出ていた。
「真琴、お疲れ様。本当にありがとう」
仁の目には薄っすら涙が浮かぶ。
「仁さん、私の方こそありがとう。私達の赤ちゃんに、1つ目のプレゼントをするのは仁さんだよ」
「ああ。色々考えてたんだけど、顔を見たら一瞬で決まったよ」
「教えて」
「ああ。『城之内 真愛』だ」
「まな」
「真実の愛で真愛。真琴と一緒の真の字を使いたかったんだ。真琴の両親から真琴へのプレゼントをひとつ俺達の子にいただいた」
「仁さん……」
「ああ。おかげで間に合った」
「ありがとイタタタ……」
「大丈夫か?」
「ご主人、もう産まれますよ。マコトさん、次に痛みが来たら、いきんで下さいね」
「はい。ンッイタタタ」
力の入る真琴。
「頑張って!」医師が声を掛ける。
仁は、真琴の手を握り自分が痛むかのように顔を歪めている。
次の瞬間……
「オギャー」と元気な声が響く。
「おめでとうございます。元気な女の子ですよ」
「「ありがとうございます」」
二人の口からお礼の言葉が出ていた。
「真琴、お疲れ様。本当にありがとう」
仁の目には薄っすら涙が浮かぶ。
「仁さん、私の方こそありがとう。私達の赤ちゃんに、1つ目のプレゼントをするのは仁さんだよ」
「ああ。色々考えてたんだけど、顔を見たら一瞬で決まったよ」
「教えて」
「ああ。『城之内 真愛』だ」
「まな」
「真実の愛で真愛。真琴と一緒の真の字を使いたかったんだ。真琴の両親から真琴へのプレゼントをひとつ俺達の子にいただいた」
「仁さん……」