俺のボディガードは陰陽師。〜第六幕・相の証明〜
学祭に浮かれている場合じゃない
★★★
そして、また時は過ぎる。
本日も、晴天なり。
「……およっ。伶士、ひょっとしてカラー入れた?」
「へ?入れてないよ」
「おやおや。じゃあこのイヤリングカラー?どうしたんだね」
「イヤリングカラー?」
「耳の周りだけ金髪になっとるぞ」
「へっ?!」
鏡を求めて、慌ててトイレに逆戻り。
授業合間の休憩時間に陣内とトイレに行っていたのだが。
トイレを出たところで、陣内が俺の髪の毛の異変に気付いた。
え?耳の周りだけ金髪?!……何で?!
そんなカラーなんて入れてない!
トイレの鏡で今一度、その金髪を確認する。
ホントだ…!
左の耳の周辺の髪が一部、メッシュ状に金髪が出現してる?!
白髪……ではない。キンキラキンの金髪だ。
「な、何で…?」
「あれ。気付かなかったのか?俺はてっきり、伶士が学祭に浮かれてカラーを入れたんだと思った」
「…そんなことするわけないだろ」
何故、こんなところが脱色される?
ホント俺、何もしてないよ?
日に焼けて脱色したのかな。でもこんな風なる?
そして、また時は過ぎる。
本日も、晴天なり。
「……およっ。伶士、ひょっとしてカラー入れた?」
「へ?入れてないよ」
「おやおや。じゃあこのイヤリングカラー?どうしたんだね」
「イヤリングカラー?」
「耳の周りだけ金髪になっとるぞ」
「へっ?!」
鏡を求めて、慌ててトイレに逆戻り。
授業合間の休憩時間に陣内とトイレに行っていたのだが。
トイレを出たところで、陣内が俺の髪の毛の異変に気付いた。
え?耳の周りだけ金髪?!……何で?!
そんなカラーなんて入れてない!
トイレの鏡で今一度、その金髪を確認する。
ホントだ…!
左の耳の周辺の髪が一部、メッシュ状に金髪が出現してる?!
白髪……ではない。キンキラキンの金髪だ。
「な、何で…?」
「あれ。気付かなかったのか?俺はてっきり、伶士が学祭に浮かれてカラーを入れたんだと思った」
「…そんなことするわけないだろ」
何故、こんなところが脱色される?
ホント俺、何もしてないよ?
日に焼けて脱色したのかな。でもこんな風なる?