俺のボディガードは陰陽師。〜第六幕・相の証明〜
と、思ったら、背筋がピンと伸びる。
恐らく、多数質問されると思われるから、うっかりポロリしないようにしないと。
少しの緊張感を息を深く吐いて落ち着かせる。
「伶士くん、おじゃましますねー!」
「は、はい!」
俺にそう声を掛けて、綾小路室長はお供を引き連れて家へと向かう。
俺も、フリスビー片手にぽめを腕に抱えて、その後を追うのだった。
もうすぐ、夏が来る。
物語の終わりと、共に。
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mission11 愛の証
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