子作り政略婚のはずが、冷徹御曹司は蕩ける愛欲を注ぎ込む
「そう、そんな感じ」
頷いた私の湯呑に、保名さんが新しくお茶を注いでくれる。
ありがたくいただいたあとにほっと息を吐くと、急に満腹感が込み上げた。
「お腹いっぱいになっちゃった」
「よかったな」
保名さんは苦笑すると、私の側に身を寄せる。
「もう触ってもいいか?」
「ん? どうして? 別にいいよ?」
「さっき睨んだだろ。だから遠慮してた」
「それは保名さんが口に指を入れるからでしょ?」
保名さんの骨張った大きな手が、私の手をそっと包み込む。
肌の感触を確かめるように撫でられ、甘えるように指を絡められた。
「保名さん」
「ん?」
頷いた私の湯呑に、保名さんが新しくお茶を注いでくれる。
ありがたくいただいたあとにほっと息を吐くと、急に満腹感が込み上げた。
「お腹いっぱいになっちゃった」
「よかったな」
保名さんは苦笑すると、私の側に身を寄せる。
「もう触ってもいいか?」
「ん? どうして? 別にいいよ?」
「さっき睨んだだろ。だから遠慮してた」
「それは保名さんが口に指を入れるからでしょ?」
保名さんの骨張った大きな手が、私の手をそっと包み込む。
肌の感触を確かめるように撫でられ、甘えるように指を絡められた。
「保名さん」
「ん?」