「我らを照らす神奈火」

【シテとガロ】

ティモテ姫は金の髪に青い瞳をしたお姫様。

お城にある図書館で本を読んでいます。ティモテ姫は本を味わい、古典に触れる喜びを満喫していました。

「アーシュベルク王国はやがて国家(シテ)となり、主権国家となるのでしょうね」

ティモテ姫はその日自身の日記にそう記したのです。

(ガロにシテの起源があることを考察せねばなりますまい)

静かにティモテ姫は感じました。
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