少女と過保護ーズ!![完]
本当に、なんて不器用で優しい人達なんだろう!
嬉しくて、楽しくて、あたしはクスクス笑いながらギュッと竜希さんの首に抱きつく。
「おっ!?なんだ?なんだ?この甘えっ子め」
「キャハハハハ」
デレッと笑って、竜希さんがあたしのほっぺに自分のほっぺを合わせるとグリグリしてきた。
痛いやら、くすぐったいやらで、笑ってたら。
「イッデェェェェ!!!!」
突然の竜希さんの悲鳴。
その途端、あたしの体はグイッと後ろに引かれ、また誰かに抱っこされる。
「八雲さん」
それは非常に不貞腐れた八雲さんだった。
呼んでも、そっぽを向いて目も合わせようとしてくれない。
「八雲よ…」
呆れ顔の蓮くん。
「やっくん…」
困り顔の麻也。
「………ブフッ…!…ブラックよ…」
「誰がブラックだ」
ブラックって、あの"黒豹"ブラック!?
てか、んなに何が可笑しいの?桂?
ドン引きなんですけど……。
さっきまでの、重い空気はどこへやら。
いつもの賑やかさが戻ってきた。
嬉しくて、楽しくて、あたしはクスクス笑いながらギュッと竜希さんの首に抱きつく。
「おっ!?なんだ?なんだ?この甘えっ子め」
「キャハハハハ」
デレッと笑って、竜希さんがあたしのほっぺに自分のほっぺを合わせるとグリグリしてきた。
痛いやら、くすぐったいやらで、笑ってたら。
「イッデェェェェ!!!!」
突然の竜希さんの悲鳴。
その途端、あたしの体はグイッと後ろに引かれ、また誰かに抱っこされる。
「八雲さん」
それは非常に不貞腐れた八雲さんだった。
呼んでも、そっぽを向いて目も合わせようとしてくれない。
「八雲よ…」
呆れ顔の蓮くん。
「やっくん…」
困り顔の麻也。
「………ブフッ…!…ブラックよ…」
「誰がブラックだ」
ブラックって、あの"黒豹"ブラック!?
てか、んなに何が可笑しいの?桂?
ドン引きなんですけど……。
さっきまでの、重い空気はどこへやら。
いつもの賑やかさが戻ってきた。