少女と過保護ーズ!!
殺気を飛ばしながら桂を睨んでたら、八雲さんによる説教が始まった。



"あんなのは、見てはダメだ"



"んな、ふしだらに育てた覚えはない"



等々。



見たらダメはわかったけど、ふしだらって!!



育てられた覚えもないしさっ!!



と反抗しようにも、



「オカン」



「オカン八雲、降臨」



"オカンモード"



この状態になった八雲さんは喋る間を与えてくれず、水が流れるかのごとく説教をしてくるので反抗も出来ず…。



助けを求めて、さっき呟いてた竜希さんと麻也を見れば、全力で反らされた。



ちくしょう!!!!




「まーだ、居るの?あんたたち。遅刻するわよ?」



救いの声!!


凛さん!!

女神様!!


ナイスタイミングで凛さんがキッチンから出てきてくれたではないか!!


凛さんの一言で一斉に皆が、柱時計に目をやる。


つられてあたしも見ると、



時間は、8時25分を過ぎた所だった。
< 106 / 449 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop