少女と過保護ーズ!!
返事があってすぐ、轟音と共にバイクが発進していく。
あっ、蓮くん。
本を持って、どっかに行ってた蓮くんが皆から遅れてバイクに乗るところを見つけた。
"いってらっしゃい"の意味を込めて笑って手を振ると、気付いた蓮くんも笑って振り返してくれる。
「凛さん、ごめんなさい!!すぐ片付けて準備しますね!!」
「大丈夫よ、慌てなくて。それよりも何かあったんでしょ?」
店内のいつもと違う様子に首を傾げる凛さん。
それでも皆の様子から悪いことではないと察してるのか、心配してる感じじゃなくて。
「なんか、予想の大分ナナメいくことがありましたね!!」
「何!?何があったの!?」
「話すと長くなりますよ?」
「いーじゃない!準備しながら…ね?」
「麻也には内緒ですよ?」
「あら、あたし口は固いわよ!!」
「じゃあ…………」
ワクワクしてる凛さんにあたしは思い出すように、さっきのことを話し始めるのだった。
あっ、蓮くん。
本を持って、どっかに行ってた蓮くんが皆から遅れてバイクに乗るところを見つけた。
"いってらっしゃい"の意味を込めて笑って手を振ると、気付いた蓮くんも笑って振り返してくれる。
「凛さん、ごめんなさい!!すぐ片付けて準備しますね!!」
「大丈夫よ、慌てなくて。それよりも何かあったんでしょ?」
店内のいつもと違う様子に首を傾げる凛さん。
それでも皆の様子から悪いことではないと察してるのか、心配してる感じじゃなくて。
「なんか、予想の大分ナナメいくことがありましたね!!」
「何!?何があったの!?」
「話すと長くなりますよ?」
「いーじゃない!準備しながら…ね?」
「麻也には内緒ですよ?」
「あら、あたし口は固いわよ!!」
「じゃあ…………」
ワクワクしてる凛さんにあたしは思い出すように、さっきのことを話し始めるのだった。