少女と過保護ーズ!!
「ハイ!いっぱい作ったから、たぁぁぁんと食べてね!!」



いつもの朝。



いつも通り、あたしは大量の朝ごはんを作ってテーブルに置いた。



今日は蓮くんも麻也も、寝坊したのか、お手伝いに来てもらえなかったので、一人で頑張った!!



しかも上手に出来たからご機嫌だ♪



「パンに挟んでもよし!ご飯と一緒でもよし!」



さぁ、好きな方を選べ!!


テーブルの前で、どっちが選ばれてもいいように仁王立ちでスタンバるあたし。



…………………………………………………………………………………………


…………???



いつもなら、出した瞬間になくなっていくのに!!


「皆…どうし…」



おおう゛!?


なんだ!?どった!?


八雲さん以外の四人が、顔を真っ青にして、口を手で押さえブルブルと震えてるではないか!!



「え!?何!?マジで、どった!?」



こんなこと、初めてだ!!


どどどどどーしよ!?!?
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