少女と過保護ーズ!![完]
「お礼に今日買ったばかりのアイスをあげる。後で食べよ!!」
「おっいいな。よし、終わり」
カチッと音がして、熱風が止んだ。
「気持ちよかった。ありがとう」
「ん。俺、ストロベリーな」
「わかった。あたしはなんにしよ」
「おでは、チ"ョコ"」
「!!!!????」
「あ」
「にぎゃぁぁぁぁ!!バイオハザードぉぉぉ!!!?」
なんか来た!!
なんかリビングの床を這って来た!!!!
見たこともない物体に驚いたあたしは絶叫して、麻也に抱きつく。
「落ち着け、ハイネ。アレは竜くんだ」
「……………………え??」
あの、なんか服がズタボロで、顔?がコブだらけなのが!?
麻也の言葉に麻也に抱きついたままソレを見る。
「チ"ビ」
あっ。
竜希さんだ。
呼び名で判断するあたし。
「お"でもア"イス」
「全く、逃げ足の早い」
「八雲さん!!」
竜希さんの後から、八雲さんが入ってきた。