少女と過保護ーズ!![完]
「大丈夫??竜希さん!?」
「……チッ」
下ろしてもらって、ゾンビ…もといバイオハザード…もとい竜希さんの元へ行くと、後ろで舌打ちが…(汗)
麻也がいつの間にかいない。
アイスを取りに行ったんだろうな。
あれー!?
竜希さんを助け起こせば
傷が治ってきてないかぁぁ!?
明らかに、入ってきた時よりコブが減ってる竜希さん。
おおおおお!?
この人、マジでバイオハザード的な!?!?
「お風呂、大丈夫だったか?」
「ああ。うん、大丈夫ですよ」
「俺のせいで、溺れたんだよな…」
「いや、溺れては」
「今度は八雲がいない時に助けに行くからな!!」
のん!?
あばばばばば…っっ。
「死にてえか」
「嘘です!!」
「遅いです」
「ぎゃぁぁぁぁぁっっ!!」
再び、引きずられていく竜希さん。
「本当に学ばないね…竜くん」
戻ってきた麻也からアイスを貰い、苦笑いしつつの放置で、二人仲良くアイスを食べた。