少女と過保護ーズ!!

「……ふぅ…。わかった。辛くなったり、淋しくなったり、淋しくなったり、淋しくなったら、吹くんだぞ」



それは、淋しくなりすぎじゃないですかね(笑)



「はい」


「電話でもいい」


「あい」


「車庫の2階にいるから」


「あい」



くすぐったい。



大事にされてるとわかるから。



「なーに笑ってやがる」



むー。と膨れっ面になる八雲さん。



おおぅ!!

いつもクールな八雲さんが子供のようで可愛いんですけど(鼻血)



「必ず呼べ。俺を…だ」



あたしの手ごとホイッスルを持つ。



「??」



そしてソレを口にくわえて小さくpiと鳴らした。



っっ!?



そのままニヤッと妖しく色気たっぷりに笑う。



それをっっ

それを、今度あたしが吹けと!?



間接チウ



になってしまうではないかっっ!!


吹け…吹けるのか!?あたし!?



え!?

こんなこと考えるあたしは、ムッツリ!?むっつりスケベ……



「クックックッ」
< 195 / 449 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop