少女と過保護ーズ!!
しかし、放っておくというわけにはいかない。


ここは"黒豹"が仕切る"黒豹"の縄張りだ。


あたしは、体を回転させ店の裏、声がした勝手口へ方と急いだ。




「あたしはっっあの人の彼女なんかじゃないんです!!人違いですっっ!!」



あの人……??



勝手口を開ければ、飛び込んでくる、泣き震える声。



「んなもん、もうどうでもいいんだよ!!時間かけさせやがって!!」


「もーいいじゃん、ここで犯っちまおうぜ」


「ひっっっ!?!?」


「いいねー。焦らされた分たっぷり遊んでやるよ」




犯るな、ボケ!!




あたしは、欲まみれの言葉を聞きながら扉にもたれかかった。



寒いし、ダルい…。



興奮してるせいか、外にいるやつらは寒さを感じてないようだけど…。



裏口には灯りがないから、顔は見えない。



だから、声と影のみで判断。



男が3人。



女の子が1人といったところか…。




「いやっっ!来ないで!!…………誰かっっ!!」

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