少女と過保護ーズ!![完]
「行けっ竜ちゃん!!」
「あ"あ"!?なんで俺!?」
「総長だから」
「総長だろーよ」
「総長!!」
「おぐっっ、あー」
「はー。なっさけねぇ総長だな。じゃあ俺が行く」
ヤレヤレと首を振って言うのは蓮くん。
「蓮にばかり良い格好はさせねぇよ。俺が行く」
桂。
「馬鹿二人には任せられないし、俺が行く」
と麻也。
麻也!?
「「「「いーや、俺たちが止めて見せますよ!!現役"黒豹"として!!」」」」
イエーイと張りきる皆。
「んなーっ!?お前らが敵う相手じゃねぇよ!!俺が行く!!」
「「「「「「じゃあ、どうぞどうぞ」」」」」」
ザッと皆が竜希さんに手を差し出す。
打ち合わせたかのように綺麗に皆の動きが揃った。
こんなときなのに、息が揃ってる皆に感心……
「ダチョウ○楽部かっっ!!!!」