少女と過保護ーズ!![完]
"黒豹"でたった一人の女。
そしてあたしの身長が150㎝と小さいから
"チビ姫"
……いや、うん。
言いたいことはわかります。
そういう人達の集まりなんです、"黒豹"は
が、1つ言わせて頂こう!!
あたしが小さいんじゃなく、あの人達がデカいん
「……っっ」
グイッと無理やり、顎ヒゲの方に顔を向けさせられる。
コイツらに苦痛の表情など見せたくなくて、無表情を貫いてきたけど……限界だった。
首の痛さで顔が歪む。
「おおー!!良く見たら可愛いじゃん!!」
顎ヒゲに言われても、なんら嬉しくないし。
それに良く見たらって……。
良く見なければダメなのかっっ。
失礼な!!
「汚い顔を近づけんな。いい加減、手を離せ」
顎ヒゲと長髪を睨む。
……コイツらは一体何をしに来たんだろう?
"黒豹"に用事……というよりは物凄い敵意を感じる。
「このっ!!調子に乗んなよ!!」
グィイッ!!
「……っぅ!!」
今度は長髪がホイッスルを引っ張り自分の方へ。
更にチェーンが首に食い込んだ。
痛さに声が出たことが悔しくて、唇を噛む。
ギリギリと力一杯爪を立てその手を引っ掻くが、長髪はそんなあたしを見て、面白いという風にニターッと歯を剥き出して笑った。
……猿。
その顔は見事に猿にそっくりだった。
そしてあたしの身長が150㎝と小さいから
"チビ姫"
……いや、うん。
言いたいことはわかります。
そういう人達の集まりなんです、"黒豹"は
が、1つ言わせて頂こう!!
あたしが小さいんじゃなく、あの人達がデカいん
「……っっ」
グイッと無理やり、顎ヒゲの方に顔を向けさせられる。
コイツらに苦痛の表情など見せたくなくて、無表情を貫いてきたけど……限界だった。
首の痛さで顔が歪む。
「おおー!!良く見たら可愛いじゃん!!」
顎ヒゲに言われても、なんら嬉しくないし。
それに良く見たらって……。
良く見なければダメなのかっっ。
失礼な!!
「汚い顔を近づけんな。いい加減、手を離せ」
顎ヒゲと長髪を睨む。
……コイツらは一体何をしに来たんだろう?
"黒豹"に用事……というよりは物凄い敵意を感じる。
「このっ!!調子に乗んなよ!!」
グィイッ!!
「……っぅ!!」
今度は長髪がホイッスルを引っ張り自分の方へ。
更にチェーンが首に食い込んだ。
痛さに声が出たことが悔しくて、唇を噛む。
ギリギリと力一杯爪を立てその手を引っ掻くが、長髪はそんなあたしを見て、面白いという風にニターッと歯を剥き出して笑った。
……猿。
その顔は見事に猿にそっくりだった。