少女と過保護ーズ！！[完]

｢チビ!!｣



｢ハイネ｣



｢チビ助｣



｢チビネ!!｣



｢ハイネ！｣



何故か、皆に呼ばれる。



｢あい？｣



｢チビが来てからの初めてのクリスマスだ！"黒豹"皆で盛大なパーティーすんぞ!!｣



｢プレゼント交換もな｣



｢ケーキにお菓子に肉!!｣



｢デッカイ、クリスマスツリー!!｣



｢俺は、ハイネと二人で…｣



｢｢｢｢却下!!!!｣｣｣｣



｢ハハッ!!｣



泣いて目覚めた朝。

寂しくて、悲しかった…。



なのに。

今はこんなに騒がしくて楽しい。



｢にゃはははははは!!!!｣



あたしが笑えば、皆も一緒に笑ってくれる。



｢よっしゃぁぁぁぁぁぁぁあ!!楽しいクリスマスパーティーにすんぞっっ!!お前らーー!!｣



竜希さんが意気揚々と拳を天に突き上げる。



｢｢｢｢おーー!!｣｣｣｣




あたしも、蓮くんも麻也も竜希さんと同じく天に拳を突き上げる。



｢不貞腐れんなよ、八雲(笑)｣


｢うるせぇ、消すぞ？桂｣