少女と過保護ーズ!![完]
グィイッと腰を抱かれ引き寄せられ、拡声器も奪われた。



「八雲さ…っ」


『死にてぇ奴が居るらしいな』


「「「「なんでだよっ!!!!」」」」



絶対零度の眼差しで下を睨む八雲さんに、総長、幹部、総ツッコミ。


メンバーがオロオロする中。



『あ"あ"!?俺のハイネを口説くなんざぁ、万死に値するわ!!』


「八雲さん、皆からかってるだけで…」


「お前はもうちょっと、自覚しろ、自分がどれだけ可愛いか…」




寄り添い耳元で囁かれ、こめかみに鼻の頭にキスされる。






ボンッッ





「うぉぉぉぉっっっ!!チビネが爆発した!?」


「やっくん!!!!」



麻也が、へにょへにょのあたしの体を八雲さんからひっぺがす。



「あっ、麻也、返……」


「もー、お前が居ると話が進まん。桂」


「俺かよ!」


「早く」


「へいへい…」


「あっコラッ桂っっ!!離せっっ!!頭突き………………ハイネーー!!!!」



八雲さん、桂により強制退場……………
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