少女と過保護ーズ!![完]
「…いいだろう、このハイネと交換だ!!」



「待て、待て待てーい!!」



「!!??」



「!!??」




あたしは二人に突進。



「その写真を駆逐する!!」



真っ青になる二人。

知るかーい!!



「「やめれっっ!!」」



あっあっ!?

高いとこに持ってくとか、反則だし!!



『それじゃあお前ら、先に行っとけ!!俺より後に着いた奴は、クリスマスパーティーのケーキなしな!!』



「「「ぬぉああああ!?!?」」」



「卑怯だぜっ、総長!!」



「俺のケーキ!!!!」




あたしから、拡声器を取った竜希さんの一言で、大量の悲鳴が上がる。



ケーキ1つで、えらいこっちゃ!!




「チビ姫、行ってくる!!」


「いってきまーす!!」


「総長を30分は引き留めてくれ!!」




切実!!!!

あたしには無理だ!!

やってみるけども!!



「皆、いってらっしゃーーーい!!怪我したらダメだよーー!!!!」



グゥオンッッ!!!!!!



一斉にエンジンが噴かされ、皆が手を振って出ていく。
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