少女と過保護ーズ!![完]
刷りよってくる女達には目もくれず、バイクに寄りかかり空を見上げれば綺麗な満天の星。



空気が澄んで、余分な人工の光がない分、良く見える。



『ほぁ~綺麗だねぇ!!八雲さん!!』



なんて声が聞こえてきそうで。



あ~~~~。

ハイネに会いてぇなー。


この景色を見せてやりたい。



喜ばせたい。

笑わせたい。



たくさんたくさん、俺の手で。



「八雲様ぁ…」



んな、媚びた声なんかいらねぇ。



俺が聞きたいのは…。



「やっくん!!」



そう!!

この声!!





……って















違う!!
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