少女と過保護ーズ!![完]
竜希side



ゴッ!!ガキッッ!!



「…あ…がっ…」


「も…ゆる…」


「ちょっ、なんで総長がキレてんだよ!?」


「今、総長止められる人なんてココに居ねぇんだけど!?」


「てか、チビ姫は!?」


「竜希さんと買い物に来てんじゃねえのかよ!?」


「チビ姫になんかあったんか!?」


「総長っ!!もう止めて下さい!!やり過ぎッス!!」



俺は、止めに来た奴等を無言で弾き飛ばす。



やり過ぎ?


な訳あるか。



俺と二人の男の間で、座り込み泣く少女。



胸くそ悪…



「「「チビ姫!!!!」」」



その言葉に条件反射、体が反応した。


男達を殴ってた手が止まる。



「合体!!」



チビの声がした。



「ハァ!?」「あぁ!?」「おぉ!?」



驚く声。

そのあと…。



「え!?なんで真中が、チビ姫をジャイアントスイングしてんの!?」


「めっさ、チビ姫回ってんだけど!?」


「アレ!?すんげぇ、笑顔!!すんげぇ、楽しそう!!え!?マジ、なにしてんの!?」
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