少女と過保護ーズ！！[完]

嬉しすぎる!!



｢ありがとー!!すっごい嬉しい!!すっごいっっすっっごいすぅぅごいっっ嬉しい!!｣


｢おおぅ!?いきなりのハイテンション!!｣


｢目っっ、キラキラしてんぞ!!｣



皆がケラケラ笑うから、あたしも笑う。


これが全部あたしのですって!!


いや…しかし、こんだけ食べたら、ドえらいことになるよね!?


縦に伸びたいのに、確実に横に伸びるよね!!


ぬん…それは困る。


乙女だしっっ!!



｢!?｣


｢!?｣


｢何故にそこで驚くの？ハゲーズ｣


｢｢ハハハ｣｣



顔引きつってるぞ!!


失敬な。



｢チビ姫ー!!ホラ食え食え!!｣


｢写真…｣


｢大丈夫。撮ってある｣


｢おおー!!グッジョブ!!ハゲさん!!｣



パチーンとハゲさんとハイタッチ!!



では、皆からのお返し。

ありがたく頂きます!!



ます…が。



ジーーーーっ。



見られてる!!

すんげぇ見られてる!!



そして、ここから見える範囲の皆は……ヨダレが垂れてるね。



ダルーんとね。



そうだ…。

ビール？タバコ？

ナニソレ??



お菓子!?

ヒャッホーーイ!!

って人達ばっかだった!!


肉食どころか、甘食だった!!



まるで、何かの合図を待つかのように静かになる車庫。