少女と過保護ーズ!![完]
「ええ!?チビネから!?チビネ、ありがと!!」
嬉しそうに受け取った蓮くんが、こっちを向いて満面の笑みでお礼を言ってきた。
いや…。
あの…。
そしてクッキーをかじった、その瞬間……。
前歯ーーー!!!!
ポッキーーンと蓮くんの前歯が折れ飛んだ。
「硬っっ!!!!」
「「えぇぇぇえー!?!?」」
コローン…と前歯がコンクリートに転がる。
「ぶわぁっはっはっは!!!!」
桂が爆笑して死にかけてる。
ホント、アイツは…。
しかしっっ!!
「蓮くん!!大っっ大丈夫!?」
「おいっ蓮っっ」
「お?おお。それ差し歯だから大丈夫だけど」
麻也が前歯を持って駆け寄ってきた。
「差し歯!?」
「ずっと前、竜ちゃんと殴りあった時折れた」
差し歯か…。
良かった…。
って、前歯が折れるほどの殴りあい!?
「あっ」
「ちと、貰うぜ」
「桂!!」
今度は桂がクッキーを持っていく。
とてつもなく、嫌な予感………。
「竜ちゃん!!チビ助がクッキーやるってよ!!」
嬉しそうに受け取った蓮くんが、こっちを向いて満面の笑みでお礼を言ってきた。
いや…。
あの…。
そしてクッキーをかじった、その瞬間……。
前歯ーーー!!!!
ポッキーーンと蓮くんの前歯が折れ飛んだ。
「硬っっ!!!!」
「「えぇぇぇえー!?!?」」
コローン…と前歯がコンクリートに転がる。
「ぶわぁっはっはっは!!!!」
桂が爆笑して死にかけてる。
ホント、アイツは…。
しかしっっ!!
「蓮くん!!大っっ大丈夫!?」
「おいっ蓮っっ」
「お?おお。それ差し歯だから大丈夫だけど」
麻也が前歯を持って駆け寄ってきた。
「差し歯!?」
「ずっと前、竜ちゃんと殴りあった時折れた」
差し歯か…。
良かった…。
って、前歯が折れるほどの殴りあい!?
「あっ」
「ちと、貰うぜ」
「桂!!」
今度は桂がクッキーを持っていく。
とてつもなく、嫌な予感………。
「竜ちゃん!!チビ助がクッキーやるってよ!!」