少女と過保護ーズ!![完]
「おおお!!」


「ああ」



納得。

てか、忘れてた。


それって昨日、麻也と出掛けた時に買ってくれたやつ…だよね!?


ほー!!

なんだろっ!?



「いつ渡そうかとずっと考えてたら…ぶっ倒れた」


「どんだけっっ!?」



どこまで純粋なんだっ!! チミはっ!!


おもわず、ツッコミ。



「開けても良い?」



我が道を行っちゃってますね桐子ちゃん…。


目がキラキラしてる。



「どうぞ。気に入ってくれるかは…わからんけど」



二人して同時に開ける。



「「おおーーー!!!!」」



そこに入ってたのは、ピアスだった。


涙型で真ん中に、石が埋め込まれてる。


あたしは青い石で。

桐子はピンクの石。


色違いのお揃!!



「わー!!可愛い!!お揃だよっ桐子!!」


「うん。お揃い初めてだね。嬉しい」



キャッキャと、はしゃぐあたし達を見て蓮くんがホッと安心したように笑う。



「良かった」



あっ!!

そうだっっ!!
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