少女と過保護ーズ!![完]
「甲羅ーーっ!!こんにゃろーー!!」



何回っあたしの進路の邪魔すれば気がすむんじゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!


あたしの鼻血も止まり、ウルトラ◯ンもなんとかたれぱん◯に戻った。



蓮くんが直してくれた。


スゴい器用だ、蓮くん!!



それで、竜希さんが持ってきたゲームを始めたんだけど。



某有名なカートゲーム。



赤と緑のお髭おじさんたちが出てくるやつ。




あたしは姫が良かったんだけど!!




何故か、竜希さんにとられたよね!!




麻也はラスボス。



桂はキノコの赤ちゃん。


赤ちゃんて!!



あたしは…赤いおじさん。



初めてやったんだけど、面白いね!!コレ!!


面白すぎるよね!!



んでも、なんでかさっきからあたし甲羅に攻撃されっぱなしなんですけどー!?




何度やっても1位になれないんですけどー!?




くっそぅ!!




地団駄踏んでたら麻也と桂がニヤニヤしながらこっちを見てくる。



きっ貴様ら、結婚してるな!?




「ハイネ、結託な。結託。麻也と桂は結婚出来ないぞ」




八雲さんに正される。




って、まぁいいや。



「良くねぇよ」


「正してよ。ちゃんと」


「えぇー」


「チビ?始めるぞ?」


「ちょっと休憩」


「んじゃ、俺がやる!!この"黒豹"のアイルトン・セ◯と呼ばれる、この俺が」


「「「「呼んでねーー」」」」



蓮くん参戦。



「明日の昼飯代を賭けて勝負だーー!!」


「「「しゃーーーっっ!!」」」



ワイワイと賑やかなリビングを出て、あたしは自分の部屋からベランダに出た。
< 455 / 461 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop