少女と過保護ーズ!![完]
「行くぞ!!」
え!?
何処に!?
「"黒豹"レッド!!」
なんか始まったんですけど!!
ビシッとポーズをとる竜希さん。
竜希さん……それ鶴のポーズ。
もっともっとカッコいいポーズなら幾らでもあるだろうに、何故それをチョイス!?
「"黒豹"イエ……ロー?」
何故に疑問系?蓮くん。
って、そうだよね。
きっと、おちゃらけ二人組に付き合わされただけなんだよね。
蓮くんの表情はまるで迷子の子供のようだ……。
「そして俺が」
聞いてない。
言わんでいい。
「お色気たっぷり"黒豹"ブルー」
……。
帰れ、桂!!
アンタに、色気なんてないし、八雲さんの方が色気とフェロモンたっぷりだし!!
パチンとあたし達にウインクしてくる桂。
そのウインクを八雲さんが無表情で叩き落とす。
おお!!
「あっなにしやがんだ、八雲」
「ハイネに汚ねぇもん飛ばすんじゃねぇよ。アホ桂」
そう言って、八雲さんがあたしを抱き締め直す。
えへへー。
「ギャーッ!!」
司令官……もとい海斗さんが叫ぶ。
さっきからどうしたというのか、海斗は。
「汚……汚いだと?俺のウインクが……。って、んな訳あるかー。俺のウインクは一万で売れる!」
「売れねぇな」
「売れねぇよ!!」
「帰れ!!」
「お前ら酷いな!!」
八雲さん、味方のはずの蓮くん、そしてあたしのトリプル攻撃に撃沈する桂。
「"黒豹"ピンク!!」
!!??
突然のピンクの登場!!
女の人っ、女の人かっ……
……
「竜希さん……」
「竜ちゃん」
……1人2役ですか?
裏声まで使って。
ポーズまで可愛らしく。
……ない。
……ないわー。
シラーッとあたしや八雲さんはおろか、やっぱり味方の蓮くんと桂にまでシラけた視線を向けられ、焦り出す竜希さん。
え!?
何処に!?
「"黒豹"レッド!!」
なんか始まったんですけど!!
ビシッとポーズをとる竜希さん。
竜希さん……それ鶴のポーズ。
もっともっとカッコいいポーズなら幾らでもあるだろうに、何故それをチョイス!?
「"黒豹"イエ……ロー?」
何故に疑問系?蓮くん。
って、そうだよね。
きっと、おちゃらけ二人組に付き合わされただけなんだよね。
蓮くんの表情はまるで迷子の子供のようだ……。
「そして俺が」
聞いてない。
言わんでいい。
「お色気たっぷり"黒豹"ブルー」
……。
帰れ、桂!!
アンタに、色気なんてないし、八雲さんの方が色気とフェロモンたっぷりだし!!
パチンとあたし達にウインクしてくる桂。
そのウインクを八雲さんが無表情で叩き落とす。
おお!!
「あっなにしやがんだ、八雲」
「ハイネに汚ねぇもん飛ばすんじゃねぇよ。アホ桂」
そう言って、八雲さんがあたしを抱き締め直す。
えへへー。
「ギャーッ!!」
司令官……もとい海斗さんが叫ぶ。
さっきからどうしたというのか、海斗は。
「汚……汚いだと?俺のウインクが……。って、んな訳あるかー。俺のウインクは一万で売れる!」
「売れねぇな」
「売れねぇよ!!」
「帰れ!!」
「お前ら酷いな!!」
八雲さん、味方のはずの蓮くん、そしてあたしのトリプル攻撃に撃沈する桂。
「"黒豹"ピンク!!」
!!??
突然のピンクの登場!!
女の人っ、女の人かっ……
……
「竜希さん……」
「竜ちゃん」
……1人2役ですか?
裏声まで使って。
ポーズまで可愛らしく。
……ない。
……ないわー。
シラーッとあたしや八雲さんはおろか、やっぱり味方の蓮くんと桂にまでシラけた視線を向けられ、焦り出す竜希さん。