少女と過保護ーズ!![完]
「おっ」
まだ遠いが、聞き慣れた単車の音がする。
アイツら帰ってきたな。
「下りるか」
「ああ」
俺はドアへと向かい、八雲がベッドから立ち上がる。
ギシッと軋むベッド。
「おやすみ、ハイネ」
優しい声の後で聞こえてきた、チュッというリップ音。
グリッと振り返る俺。
もうすでに後ろに居た八雲。
「八雲くん、八雲くん」
「・・・なんだい、竜希くん」
「今、君、チッスをしなかったかね?」
「・・・いや、していない」
「嘘つけーいっ!!目がメチャクチャ泳いでんぞ!!」
「・・・」
「海斗さんに言ってやろ」
「すみません、しました」
俺の一言で素直に謝る八雲。
やっぱり恐いよな、海斗さん。
「よろしい!じゃあ次は俺だな!」
「あ“あ“⁉ざけんな、させねぇよ!!」
「うぉおおおっ⁉首っ、首がもげるっ」
八雲はチビの元へ行こうとした俺の顔を掴むと変な方向に曲げようとする。
しかも全力で!!
死ぬがな!!
で、ちょっと見えたチビは・・・
デレーッと笑ってるじゃねぇか!!
お前、実は起きてんだろ!!
ツッコもうとしたが、グイグイと押されとうとう部屋から出されてしまった。
顔・・・。
顔を離せ、いい加減。
「おやすみ、チビ」
「側に居る。安心しておやすみ」
寝てるから聞いてないだろうが、チビに声をかけて俺達は下に下りた。
コンビニから帰ってきた桂と蓮、んで麻也も呼んで5人で夜食を食いながら今後のことを話し合い、その日は帰ることなく皆でリビングで雑魚寝した。
まだ遠いが、聞き慣れた単車の音がする。
アイツら帰ってきたな。
「下りるか」
「ああ」
俺はドアへと向かい、八雲がベッドから立ち上がる。
ギシッと軋むベッド。
「おやすみ、ハイネ」
優しい声の後で聞こえてきた、チュッというリップ音。
グリッと振り返る俺。
もうすでに後ろに居た八雲。
「八雲くん、八雲くん」
「・・・なんだい、竜希くん」
「今、君、チッスをしなかったかね?」
「・・・いや、していない」
「嘘つけーいっ!!目がメチャクチャ泳いでんぞ!!」
「・・・」
「海斗さんに言ってやろ」
「すみません、しました」
俺の一言で素直に謝る八雲。
やっぱり恐いよな、海斗さん。
「よろしい!じゃあ次は俺だな!」
「あ“あ“⁉ざけんな、させねぇよ!!」
「うぉおおおっ⁉首っ、首がもげるっ」
八雲はチビの元へ行こうとした俺の顔を掴むと変な方向に曲げようとする。
しかも全力で!!
死ぬがな!!
で、ちょっと見えたチビは・・・
デレーッと笑ってるじゃねぇか!!
お前、実は起きてんだろ!!
ツッコもうとしたが、グイグイと押されとうとう部屋から出されてしまった。
顔・・・。
顔を離せ、いい加減。
「おやすみ、チビ」
「側に居る。安心しておやすみ」
寝てるから聞いてないだろうが、チビに声をかけて俺達は下に下りた。
コンビニから帰ってきた桂と蓮、んで麻也も呼んで5人で夜食を食いながら今後のことを話し合い、その日は帰ることなく皆でリビングで雑魚寝した。