少女と過保護ーズ!![完]
大好きです。


貴方が大好きなんです。


初めて出逢った日からずっとーー。



でもまだ、あたしは貴方には相応しくないから。


こんなにも幼い子供だから言えない。



自分に自信が持てるようになったら、貴方の隣に胸を張って立てるようになったら。


この想いを告げるんだ、絶対に!!



ズビズビと鼻を啜りながら決意を新たにしていたら、桂があたしの腫れてる口周りを突いてきた!



「〜〜っっ!?」




痛いじゃないか、このジャガイモ!!


更にジャガイモにして畑に埋めてやろうか!!




睨むと鼻で嘲笑われた……気がした。


わからないのは……顔がボコボコすぎて。


八雲さんにヤられたらしいんだけどね。



あたしもヤられたらヤり返すのが、モットゥーだ!!



『チビ姫。モットーな、モットー』


『小さいゥはいらないぞ』




!!??


井岡!?

有馬!?




「こっこれはアレだ!!発音っっ的な!?」




あっっ、そんな目で見ないでっっ。
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