神羅の姫
「はぁはぁ…
どっ、どれだけ広いのよ…ここは…。」
私は道に迷い途方に暮れていた。
外に出れたものの永久に終わらない迷路みたい。
ここ、本当に日本!?
すると、
「衛兵!!!衛兵ーーー!!!
聖女様の足跡だこの近くにいるぞ!!!!」
うわっ…やばい!!逃げなきゃ!!
私が走り出そうとしたその瞬間、
《ドンっ!!!!》
「っつーーーーいってーなーー。」
「いてて…ご、ごめんなさい!お怪我は!?」
「あぁ、俺は平気。お前は?」