【完結】復讐の恋〜あなたに復讐するために結婚します〜
ダメと言いつつ、わたしの体が和人をすでに欲していることをわたし自身が証明している。
「こんなに濡らして……。欲張りだね、百合音は」
そう言いながら、わたしの敏感な部分に触れながら体をまさぐっていく。
「やんっ……もっ、ダメッ、だって……言ってるのにっ」
そう言いながらも、こんなにも和人の体を求めていることに腹が立つ。……復讐相手なのに。
「ダメじゃないだろ?こんなに濡らして」
「だから、ダメッ……って、言ってるのに」
「そんなに欲しいの?俺が」
そう言ってニヤリと笑う和人は、自分も下を脱いですかさずそのまま奥深くまで、わたしの中にその欲望を貫いてくる。
「あぁっ、やっ……んんっ」
激しく突き立てられるその欲望に、わたしは思わず和人の背中にしがみつく。
「百合音、愛してる……」
そう呟きながら激しく欲望を突き立てられ、わたしはさらに甘美な声を漏らす。激しく揺れるベッドの軋む音や、二人の吐息が混ざってラグジュアリーな雰囲気を醸し出す。
「かず、とっ……はぁっ、あっ……」
悔しいけど、この快感は気持ちいいとしか言えない。