愛されたい少女
出会い
「お前さ、邪魔だからさっさと消えて」
「でも、」
「その辺にしときなさいよ、」
「そうだぞ、どうせあと一週間でいなくなるからな」
「あー本当に邪魔ね。見てるだけでイライラするわ」
「かわいそうだな、母さんからも父さんからも邪険に扱われて言い様だよ」
「お前ほんとに俺の姉なのか?お前みたいな誰からも必要とされない奴きっとそこら辺から拾われてきたんだよ」
毎日罵倒される日々
前までは、ずっと幸せでお母さんもお父さんも私に優しかった、、、でも弟が生まれてから状況は変わった
私に向けていた優しい視線も言葉も全て弟のものになった
私は、少しでも自分に興味を向けてくれるように常に一番でいた
テストを運動も成績も全て1番だった。
でも、私のモノにはならなかった
「本当にあんたっていらない。いっその事死んじゃえばいいのに、そしたらこっちにお金入ってくるし最後に役に立てるわよ」