愛されたい少女
新しい家

目を覚ますと温かみのある部屋で寝ていた

「起きたんだ」

「はい、そういえば私濡れていたはずなのに」

「あ〜風邪引くと思って着替えさせてあげといたよ」

「えっ、み、見たんですか?」

「緊急事態だったし、でも僕は君を愛するって言ったから僕達は、付き合ってるって事になる」

「恋人なんだから恥ずかしがらなくても大丈夫だよ」

「僕の名前まだ言ってなかったよね」

「僕は、山東 京って言うから京って呼んで」

「峰元 かいらです。」

「私、まだ中学生で来週、卒業式が」

そう言うと少し驚いた顔をしていた

「じゃあ、あれだ制服が無ければ出れないから買わないとあと、高校入学の手続きもしとかないと明日行こうか」

「あの、京さんは何者ですか」

普通の人だったらきっとこんなこと出来ない

「僕は、高校生だけど少し違うだけだよ」

「高校は、僕と同じ所で学年もクラスも同じにしちゃおう」

何となくわかった京さんの権力はすごいのかもしれない

「よし、早く寝よう」

「一緒に寝るんですか?」

「当たり前だよ。だって、かいらは彼女でしょ」

そう言ってハグされながら一緒に寝たけどすごく落ち着いて寝られたし、久しぶりに夢も見ることが出来た



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