京太があまりに都合いいなぁという印象。虚勢をはってたにしては酷かった。主人公が真面目に血筋の努めを果たそうと誘ったときの暴言、密室に連れ込んだ襲おうとしたことこちらは犯罪なのに、慰謝料というけじめすらなし、かぁ。愛人も何人もいて、彼女にそう愛情あるようにも感じられない。主人公は心をほぐされていたけど、赤ちゃん、見たいかなぁ?人の戸籍にバツつけて傷つけておいて、祈るだけでなんの誠意もしめさず、女性には再婚禁止期間もあってそれなのに自分はさっさと一足お先に幸せになってるって。恋愛感情はなかったとしても人間として蔑ろにされて尊厳も踏みにじられるとこだったのに、ちょっと並外れた感覚。京太の扱い以外はテンポよく読みやすかった。それだけに京太がなぁ。愛人数人なのに親に認められない純愛みたいになってて違和感。