不条理なわたしたち
今、私達はソファの前のローテーブルに小さいピースを見ながら睨めっこ中。
蓮水さんのもう一つのプレゼントはパズルだった。
1000ピースで、絵は作家は分からないが有名な絵画だ。
「蓮水さん、完成図の写真見なくて大丈夫ですか?」
だって絵のついた外箱はずっと私が持っている。
「見ずにやった方が楽しいから大丈夫」
楽しそうにパズルを眺めているから私に気を遣ってはいないようだ。
「蓮水さんは縁から作っていくんですね」
蓮水さんは縁のピースを集めて組み立てている。
一つピースを掴んで外箱の絵から探している適当な私とは大違いだ。
「こうした方が作りやすくない?」
「そこまで考えてパズルをしたことが無いです」
蓮水さんのもう一つのプレゼントはパズルだった。
1000ピースで、絵は作家は分からないが有名な絵画だ。
「蓮水さん、完成図の写真見なくて大丈夫ですか?」
だって絵のついた外箱はずっと私が持っている。
「見ずにやった方が楽しいから大丈夫」
楽しそうにパズルを眺めているから私に気を遣ってはいないようだ。
「蓮水さんは縁から作っていくんですね」
蓮水さんは縁のピースを集めて組み立てている。
一つピースを掴んで外箱の絵から探している適当な私とは大違いだ。
「こうした方が作りやすくない?」
「そこまで考えてパズルをしたことが無いです」