最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる~紅い月の真実~
「なぁ、闇華」
「な、なに?」
「笑えよ…」
「え?」
「お前が笑ったところ、俺は見たことない」
そうだっけ?
…私、いつから笑っていなかった?
戦いに夢中で、みんなのことを守ることに必死で笑うなんて感情は遠い場所に捨てた気がする。
「って、いきなり笑えっていうほうが無茶か」
「ごめん待って。今から笑う…から。
えっと……」
笑顔の練習をしようとするも顔の筋肉が固まりすぎて上手く笑うことができない。
「フッ…ははっ」
「壱流?」
壱流は突然お腹を抱えだして笑いだす。
「やっぱ闇華っておもしれー」
「なによそれ…」
私は壱流が笑った理由がいまいち理解出来ず、軽いため息をもらす。
「闇華」
「!」
抱きしめられ、耳元に壱流の顔が近付く。
「これから俺と生きてくれるか?」
「当たり前でしょ」
「この先もずっと離れたりしないか?」
「当然よ」
「それから俺と…」
「壱流、そんなに心配しなくても大丈夫」
「なんでだ?」
「これから壱流は私と一緒に毎日学校に行くから」
「はっ!?」
驚いてるみたい。でも、最初から私は決めていた。狗遠との戦いが終わったら壱流には伝えるつもりだった。
「な、なに?」
「笑えよ…」
「え?」
「お前が笑ったところ、俺は見たことない」
そうだっけ?
…私、いつから笑っていなかった?
戦いに夢中で、みんなのことを守ることに必死で笑うなんて感情は遠い場所に捨てた気がする。
「って、いきなり笑えっていうほうが無茶か」
「ごめん待って。今から笑う…から。
えっと……」
笑顔の練習をしようとするも顔の筋肉が固まりすぎて上手く笑うことができない。
「フッ…ははっ」
「壱流?」
壱流は突然お腹を抱えだして笑いだす。
「やっぱ闇華っておもしれー」
「なによそれ…」
私は壱流が笑った理由がいまいち理解出来ず、軽いため息をもらす。
「闇華」
「!」
抱きしめられ、耳元に壱流の顔が近付く。
「これから俺と生きてくれるか?」
「当たり前でしょ」
「この先もずっと離れたりしないか?」
「当然よ」
「それから俺と…」
「壱流、そんなに心配しなくても大丈夫」
「なんでだ?」
「これから壱流は私と一緒に毎日学校に行くから」
「はっ!?」
驚いてるみたい。でも、最初から私は決めていた。狗遠との戦いが終わったら壱流には伝えるつもりだった。