今日も君に恋焦がれるⅡ
「胡桃ちゃん、起きて」


「んー…なんでぇ?」


「もう一回しよ?」




と意地悪を言ってみる。





「もうダメだよぉ…また明日ね…」




とか言うわりには、誘うようにしがみついてくるから困る。



はぁ…胡桃には一生勝てそうにない。




「好きだよ、」




静かに唇を寄せた。



多分、俺って死ぬまで幸せ者だ。
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