今日も君に恋焦がれるⅡ
「えっ?い、今から!?」




バッと離れる胡桃に寂しさを感じつつ「今から」と返事をする。




「あー…えっと…」




目を泳がせ、頬を染める胡桃。


もう、これは完全に俺の流れだ。





「…もうすぐ朝食きちゃうし…また夜…もあるし」


「朝食くる前には終わらせるから」




そう言って胡桃の腕を掴むと、布団に押し倒した。



「葵くん…、」




あー、その顔はズルい。
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