今日も君に恋焦がれるⅡ
エレベーターに乗り込むなり、相良さんのことを考える。



彼女…どんどんわたし化してきている。


ある意味すごいかもしれない。



はぁ…髪切ろうかな…?




せっかくここまで伸ばしたけど、あそこまで真似されると嫌になる。



それにあの匂い…

お気に入りの香水で、ここ数年ずっと同じやつを使ってきたけど、そろそろ新しい香水を探すのも有りかもしれない。




てまた真似されるかもしれないけどね…。





そんなことを考えながら琴音のアパートへと向かった。




琴音のアパートに来るのは、かなり久しぶりだ。
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