今日も君に恋焦がれるⅡ
「胡桃、コーヒーでいい?」



と言ってきたのは柳田。


…やっぱりおかしいって。




わたしの気持ちに気づいたのか、琴音が口を開いた。




「わたしと柳田、付き合ってるの。隠しててごめんね?」



やっぱりそうだったんだ。




柳田がここにいる時点でおかしいと思ったし、すぐにそんな気がしていた。




「そっか。でも、不思議と驚きがないかも」


なんか2人は合わないようで合っている。




それに、琴音の相手が柳田で、柳田の相手が琴音って同期としては嬉しい。
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