今日も君に恋焦がれるⅡ
「俺は胡桃と結婚してるから、相良の気持ち聞いたところでって感じだけどね。それに、俺は胡桃に似てほしくてたまんないよ」



と真っ直ぐ相良の目を見て言った。




胡桃のこともだが、律のことを悪く言われるのもかなり腹立たしい。





「相良が真宮に気があることくらい知ってるけど諦めろ。真宮、嫁にベタ惚れだから」



葉山先輩は俺の肩に手を置きながら相良を見る。





そこまで言うと、さすがに引いたのか何も言わずにデスクへと向かう相良。



こうして少しずつ相良が離れて行ってくれるといいんだけど。




と思いながら午前中の仕事をこなした。
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