今日も君に恋焦がれるⅡ
そんな葉山先輩のことは無視して仕事に取り組んだ。
そして、次の日には相良のデスクは綺麗に片付けられていて、次第にこの件の記憶はみんなの中から薄くなっていった。
だけど、胡桃は腕の傷を見ては、ため息をつくようになっていた。
病院の先生曰く、日に日に薄くはなるけど完全には消えないだろう、と言われていた。
男からしたらそれくらいの傷って思えるけど、やっぱり女はそうはいかないよな。
だけど、月日が経つと目立たなくなるくらいまで治っていて、胡桃も前ほど気にしなくなっていた。
俺はもちろん胡桃の中から、このことが消えることはないけど、少しずつ記憶は薄くなりつつあった。
そして、次の日には相良のデスクは綺麗に片付けられていて、次第にこの件の記憶はみんなの中から薄くなっていった。
だけど、胡桃は腕の傷を見ては、ため息をつくようになっていた。
病院の先生曰く、日に日に薄くはなるけど完全には消えないだろう、と言われていた。
男からしたらそれくらいの傷って思えるけど、やっぱり女はそうはいかないよな。
だけど、月日が経つと目立たなくなるくらいまで治っていて、胡桃も前ほど気にしなくなっていた。
俺はもちろん胡桃の中から、このことが消えることはないけど、少しずつ記憶は薄くなりつつあった。