今日も君に恋焦がれるⅡ
「それは残念。じゃ、また今度同窓会でもしようぜ!みんなに声かけるわ」


「うん、楽しみにしてる」




そう言って達也に笑いかけると、葵くんが手を握ってくるから驚く。




「あ、もしかして…」




達也は葵くんをチラチラ見ながら何か言いたげ。




「旦那です、」





と照れながら紹介すると、お互い少し頭を下げ合う。


変な感じだな〜…元カレに葵くんを紹介するって…。




「タクシー来たから行こ」




葵くんの声に「またね、」と達也に声をかけると、笑って手をあげられた。
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