今日も君に恋焦がれるⅡ
みんなの邪魔にならないよう、そっとオフィスを出るとすぐに隣の部署を覗く。



「葵くん…相変わらずかっこいい」



久しぶりに見る葵くんの働く姿に胸が高鳴る。





そして、この感じに懐かしさを感じる。

結婚する前…



こうして葵くんを見るのが好きだった。



ううん…どうやら、それは今も変わらないみたい。




やっぱりここから見る葵くんが一番好きかもしれない。


なんて思っていると、視線に感じたのか葵くんが顔を上げた。
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