今日も君に恋焦がれるⅡ
愛しい寝顔にそう問いかけた。


そして、寝ている胡桃に静かに口づけるとモゾモゾと俺に抱きついてくるからたまらない。




無理にでも起こして抱いてしまいたい、とさえ思ってしまう。




だけど、寝ている胡桃にしかキスもできなくなった俺はすっかり小心者だ。





ーーー次の日…


「おはようございます」




朝一から相良が挨拶してきた。



「おはよ、」




と返事をするが、俺のそばから離れようとしない。




「相良?、」
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