明日、告白してもいいですか?
「幸福の青い鳥は相当近くにいるかもしれないぞ」
とすぐ隣に座っている巳波が言う。
眉墨は試供品の宣伝文句には興味ないらしく、もう反対側を向いて、別の同期と話していた。
「ま、俺といて幸福になるかは知らないが」
と巳波にしては珍しく、そんな謙虚な言葉を付け足してきた。
「……ありがとう」
と言うと、巳波は目をそらしてしまったが。
また、すぐにこちらを見て言う。
「まあ、頑張ってこい。
告白し終わったら、デートしよう」
だから、何故、フラれるの前提っ、
とは思ったが。
ちょっと気を使ってくれているようにも感じられて。
巳波らしいような、らしくないような感じでちょっと笑ってしまった。
とすぐ隣に座っている巳波が言う。
眉墨は試供品の宣伝文句には興味ないらしく、もう反対側を向いて、別の同期と話していた。
「ま、俺といて幸福になるかは知らないが」
と巳波にしては珍しく、そんな謙虚な言葉を付け足してきた。
「……ありがとう」
と言うと、巳波は目をそらしてしまったが。
また、すぐにこちらを見て言う。
「まあ、頑張ってこい。
告白し終わったら、デートしよう」
だから、何故、フラれるの前提っ、
とは思ったが。
ちょっと気を使ってくれているようにも感じられて。
巳波らしいような、らしくないような感じでちょっと笑ってしまった。